未経験からスタートして、自分を変えるほどの学びを得ました。

大学では文学部に在籍し歴史を学んでいた私は、教職員になることを目指していました。しかし教員実習の一環で数日間デイサービスを訪れたことで、大きく方向転換することになります。そこでの実習を通して介護の仕事が持つ魅力や楽しさに気づいた私は、これから社会に出て働いていくにあたって、お金のためだけでなく相手を想う仕事がしたいと考えるようになりました。介護ならそれが実現できるのではと就職活動をはじめ、その中で出会ったのがけあビジョンです。説明会に参加して様々な話を聞く中で、夢会議の存在や海外研修といった充実した福利厚生など、たくさんの魅力があることを知りました。しかしなにより後押ししたのは、ご利用者様を第一に考えるという会社の方針が私の考え方と合致していたこと。ここでなら、人の心を大事にする働き方ができると感じたことが入社を決めた一番の理由です。

縁あって内定をもらうことができましたが、介護業務はほぼ未経験。早速、けあビジョンの講座に参加し、入社から1ヵ月後には訪問介護に必要な資格を取得することができました。
その後、研修を経てヘルパーとして実際に働きはじめて3ヵ月ほどが経った時、あるご利用者様と出会います。その方は、私がヘルパーとして未熟だったこともあったせいか、なかなか認めてくれませんでした。しかし担当してしばらくしたある時から、とても褒めてくださるようになったんです。大変なこともありましたが、その言葉をもらった瞬間に自分がやってきたことが報われたようでとても嬉しかったですし、介護の業務に関してはもちろん、一生懸命寄り添えば必ず相手に気持ちが伝わることを学ばせてくれた方でした。
今でも、そうした気持ちで仕事と向き合っていて、介護という仕事をしていく上でとても貴重な出会いだったと思っています。

2020年に初めて異動となるのですが、大規模だった以前の事業所と比べると、数値面での運営状況が良くない事業所でした。それを知ると、この状態を良くしたいという想いがむくむくと湧いてきて。当時のセンター長は別施設と兼任していたので、私がやるしかないとセンター長に立候補しました。尊敬する先輩センター長のやり方を真似ながら様々な取り組みをして、今では数値も改善できています。
私は、介護業務でも事業所運営でも、ただただ目の前の状況を良くしたいという想いで動いてきました。そうするうちに、ネガティブに考えがちだった私が、何事も前向きに捉えるようになっていたんです。気が付いたら成長している。そんなことを実感できる経験や機会をこの会社はたくさん与えてくれます。
入社前に感じた介護の楽しさは、介護の知識や技術が身に付くにつれて深まっていますし、事業所の運営状況ももっと良くしたいと思っています。これからも多くの課題を乗り越えていくことで、けあビジョンと私自身の明るい未来を拓いてきたいですね。